【四季折々】おせちについて・その4【しげよし】

2021/12/09

■【おせちのお話?雑学】おせち料理の詰め方のポイントは?

もうすぐお正月。おせち料理についてのコラムも4回目を迎えます。今回も、おせち料理にまつわる雑学をさまざまな角度からお届けします。

おせち料理、作ったり買ったりした物をお重に詰める家庭も多いと思いますが、詰め方のポイントを知っていますか? ちょっとした工夫を施すだけで見た目がより豪華で美しくなる、おせち料理の詰め方を紹介します。

●お重の中心部分が高くなるように詰める
それぞれの料理の高さはそろえつつ、お重の中心部分には伊勢エビなどボリュームのある食材を詰めるとダイナミックになります。

●仕切りを上手に使う
たくさんの種類の料理をお重に詰めるため、味うつりの防止とともに、全体の彩りを美しくするために「仕切り」を上手に使いたいもの。ハラン、笹の葉、松の葉、南天などがおすすめです。

●食材の向きをチェック
魚やエビは頭を左方向にそろえて詰めます。他の食材も、それぞれ同じ方向にそろえて詰めることで、料理全体が美しく見えます。

●飾り切りでバージョンアップ
かまぼこ、こんにゃく、にんじん、しいたけなどは飾り切りにチャレンジ。ゴージャス感が高まります。

■【おせちのお話?雑学】お正月の祝い酒・お屠蘇の正しい飲み方

おせち料理といえば、お屠蘇(おとそ)。お屠蘇とは、無病息災や長寿を願ってお正月に飲む祝い酒で、「屠蘇散(とそさん)」と呼ばれる数種類の生薬をつけこんだものです。

屠蘇散の入ったティーバッグは、薬局・ドラッグストア、ネット通販などで購入でき、年末になると、みりんや日本酒の景品としてついてくることもあります。

関西では、日本酒、みりん、屠蘇散を合わせることが多いですが、関東より北では屠蘇散を使わず、日本酒をそのままお屠蘇として飲むこともあります。

お屠蘇を屠蘇器に準備したら、おせち料理を食べる前に「一人これを飲めば一家苦しみなく、一家これを飲めば一里病無し」と唱えてから飲むとよいとされています。

■【おせちのお話?雑学】おせち料理の保存方法を知っておこう

おせち料理は、長期間保存できるような調理法が一般的ですが、手づくりの場合の保存期間は、3日くらいが目安です。
保存する場合は、重箱にふたをして冷蔵庫に入れましょう。重箱が入るスペースがない場合は、料理ごとにタッパーに分けて冷蔵保存し、食べるときに重箱に詰めます。

室温で保存する場合は、暖房を入れない部屋に置きます。
陽があたらない暗い部屋、北側にある室温が常に10℃以下の部屋に置いておきましょう。段ボールや発泡スチロール、クーラーボックスなどがあればそこに重箱を入れ、保冷剤と一緒に入れておくのも安心です。

食べる前には、料理の状態を必ずチェック。煮物は1日1回、火入れをしましょう。

お正月まであとわずか。今年を振り返り、幸多い年越しを願いながらおせち料理の準備を始めましょう!