トップページ > ブログ > 【食材のこだわり】ももについて【しげよし】
2025/08/08
■女性に嬉しい夏のフルーツ・もも 今が旬のもも。日本への渡来は弥生時代と言われていますが、本格的な栽培を開始したのは明治時代。その後、品種改良を重ね、甘くジューシーでとろけるような日本のももは、世界でも高く評価されるようになりました。 便秘解消に効く食物繊維のペクチン、冷え性の緩和や血行を良くする効果のある鉄分やマグネシウムが含まれる、女性の強い味方です。老化防止やがん予防の効果が期待できるカテキンも含まれています。 傷つきやすいデリケートなフルーツなので、やさしく扱いましょう。 ももの食べごろは、軸の周りの青みがなくなったら、冷やしすぎると甘みが落ちてしまいます。食べる2、3時間前に冷蔵庫で冷やすのがおすすめです。 ■ももの種をきれいに外すコツと簡単な皮のむき方 ももを丸ごと美味しく食べるには、種をきれいに外すのがポイントです。 いくつか方法がありますが、一般的なのは、まずももの中心を一周するように、種の周りにナイフで切り込みを入れること。そこから両手でひねるように回すと、半分に割れます。片方に種が残るので、スプーンやナイフの刃元を使って、優しく取り除きましょう。 もう一つの方法は、アボカドのように縦に切り込みを入れ、種に沿ってナイフを回し、その後両手でひねって種を取り除くやり方です。少し熟しているももなら、包丁で半分に割るだけでも簡単に種が外れます。 また、簡単に皮をむくには、鍋にお湯を沸騰させて10〜30秒ほど浸すのがおすすめ。一気にツルッとむけます。未熟な桃を生食する際は、この方法を試してみてください。 ■ももの加工品で一年中楽しもう! 生のももが楽しめるのは短い期間ですが、加工品にすることで一年を通してその美味しさを味わえます。 ・缶詰 最も一般的な加工品で、保存が効き、デザートやお菓子作りに便利です。シロップ漬けになっていて、生のももとは異なる柔らかな食感と甘さが特徴です。ケーキやタルトのトッピングに使ったり、そのまま冷やしてデザートとして楽しんだり、手軽に桃の風味を味わいたいときにぴったりです。 ・ドライフルーツ 水分を飛ばすことで、ももの甘みが凝縮されます。手軽に栄養補給ができるため、おやつやヨーグルトのトッピングにおすすめです。小腹が空いたときのおやつとしてそのまま食べたり、刻んでヨーグルトやシリアルに混ぜたり、アイスクリームに添えても美味しいですよ。 ・ジャム・コンポート 自家製で作る方も多い加工品です。もも本来の風味を活かしたジャムは、パンに塗ったり、紅茶に入れたりするだけで、贅沢な気分になれます。コンポートは、生のももに近い食感を残しつつ、日持ちするように加工されているのが特徴です。 これらの加工品を上手に活用して、旬の時期以外のももの魅力に触れてみてくださいね!