【四季折々】敬老の日について【しげよし】

2020/09/13

■社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う「敬老の日」

「敬老の日」は、毎年9月の第3月曜日で、今年は9月21日(月)です。
敬老の日の始まりについては諸説ありますが、その昔、兵庫県の農村部で、農閑期に「お年寄りを敬い、お年寄りの知恵を借りて村づくりをしよう」と敬老会を開いたことから。
この風習が少しずつ日本全国に広まり、「敬老の日」として国民の祝日となったそうです。

祝日法によると、敬老の日は、「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う日」とされています。現在日本では、65歳以上が「高齢者」と定義されていますが、何歳から祝うかはそれぞれの判断になります。
敬老の日は、「孫から祖父母をお祝いする」「両親の健康を祝いする」など、「家族の行事」として長寿のお祝いをする日として知られています。

■孫からおじいちゃん、おばあちゃんへ。おすすめの贈り物

敬老の日は、だれからだれにプレゼントを贈るということが決まっているわけではありません。
しかし一般的には、「孫からおじいちゃん、おばあちゃんへ贈る」ことが多く、お孫さんが幼い場合は、両親が代わりに贈る家庭が多いようです。
贈るものとしては、おじいちゃんおばあちゃんが好きな
⚫️和菓子・洋菓子
⚫️お酒
⚫️食品
⚫️お茶   などが人気です。
プレゼントに熨斗をつけるときは、たとえ親が用意したものであっても、お孫さん名義で贈るのがよいでしょう。
お孫さんが絵が描ける、字が書ける場合は、おじいちゃんおばあちゃんへの似顔絵や、お手紙を添えると喜ばれます。

お祝い膳をオーダーして家族で食卓を囲むのも、良い思い出になります。

■敬老の日にお花を贈るのも人気

最近では、敬老の日にお花を贈る人も増えてきているようです。
「母の日にはカーネションを贈る」といった“定番“のお花は敬老の日にはありませんが、華やかなバラ、気品のあるユリ、明るいガーベラ、秋が旬のリンドウなどが人気です。赤、ピンク、ライトパープルなど元気が出るような色彩でアレンジされたフラワーベスケットや花束を贈ると、おじいちゃん、おばあちゃんもきっと笑顔に。

庭いじりなど植物が好きなおじいちゃん、おばあちゃんには、育てる楽しみが味わえる鉢植えのお花を贈るのも一案です。

また、特殊な加工技術により長く美しさを保つプリザーブドフラワーも、敬老の日の贈り物にぴったり。生花と同様、自然な色合いが楽しめるのに加え、水やりが不要なのでお手入れに手間がかからず、長期間鑑賞できます。

敬老の日。
“わがや流”の方法で、おじいちゃん、おばあちゃんに日頃の感謝の気持ちを伝えましょう。