お食い初めで使う祝い箸の基礎知識祝い箸って何? ほかにどんな呼び名があるの?祝い箸とは、お祝い事の席でふるまわれる祝い膳に用いるお箸をさします。 両口箸(りょうくちばし)祝い箸は、両端が細くなっています。「一方は人が食べるため、もう一方は神様が食べるために使うもの」という言い伝えがあることから、両口箸とよばれるようになりました。 柳箸(やなぎばし)祝い箸は柳の木でつくられていますが、柳の木はとても丈夫で生命力もあることから「縁起のよい木」としても知られています。このことから、柳箸とよばれています。 俵箸(たわらばし)祝い箸は中央の部分がふくらんでいる形が米俵に見えることから、五穀豊穣を願って俵箸ともよばれています。 かぶや大根に塩を加えた浅漬けやぬか漬けが良いでしょう。 祝い箸の入手方法祝い箸を入手するには、以下の3つの方法があります。 お宮参りのときに神社から授かる神社によっては、お宮参りのご祈祷の授与品として、歯固め石といっしょに祝い箸が含まれていることもあります。 店舗・通販で購入する祝い箸は、スーパーや百貨店に加え、ネット通販などでも入手できます。5〜10膳セットで売られていることが多いようです。 お食い初めのデリバリーを頼むお食い初めのデリバリーを利用すると、祝い箸がセットになっていることもあります。デリバリーを頼む場合は、セットの有無をあらかじめ確認しておくとよいでしょう。 かぶや大根に塩を加えた浅漬けやぬか漬けが良いでしょう。 祝い箸の正しい持ち方は?お箸は、一般的には真ん中より上の部分を持ちますが、祝い箸の場合は、箸の中央部分を持ち、箸先から3cm(一寸)の部分を使って箸先を汚さずに食事をするのがよいと言われています。 お祝い後、祝い箸はどうすればいい?お食い初めのお祝いで使用した祝い箸。処分の仕方は2つあります。 お清めをしてから処分する塩でお清めをしてから白い紙に包み、ほかの家庭ゴミとは別にして処分します。 このとき、神様への感謝の気持ちを込めるのを忘れないようにしましょう。 どんど焼きに出すお食い初めが年末年始に行われた場合は、小正月(1月15日)の神社で行われる「どんど焼き」で、お正月飾りとともにお焚き上げしてもらえます。ただし、神社によってはその神社で購入したものに限るなどの決まりを設けている場合がありますので、事前に確認するとよいでしょう。 お食い初めは、赤ちゃんの成長をお祝いする大切な行事。食べ物への感謝の気持ちをこめて祝い箸をしつらえ、美味しく楽しく分け合いましょう。 お食い初め関連記事お食い初め
お食い初めとは、赤ちゃんが生まれてから100日頃に行うお祝いがお食い初め。この子が一生、食べるものに困りませんようにという親御様の祈りと歯が生え始めたことのお祝いの意味も 兼ねて、赤ちゃんに食べる真似をさせる儀式のことをいいます。 お食い初めお食い初めの料理や器の並べ方、やり方は?お食い初めは、赤ちゃんが生まれて100日ごろに行われる祝い事。お食い初めで用意する料理や器の並べ方について、くわしく紹介します。 お食い初めの料理や器の並べ方、やり方は?お食い初めはいつ・どこで・誰がする?やり方や準備するものを紹介!お食い初めは、赤ちゃんが一生食べ物に困らず、健やかに成長できることを願って行われるお祝いです。箸を使って食べ物を食べさせる真似をすることから箸揃え、箸祝いと呼ばれることもあります。平安時代の「百日(ももか)」が始まりだといわれており、現在に至るまで行われてきた伝統的な行事の1つです。 お食い初めはいつ・どこで・誰がする?やり方や準備するものを紹介!お食い初めのとき、衣装はどうする? 選び方は?赤ちゃんの生後100日頃に行う行事・お食い初め。衣装はどんなものをどのように用意すればよいのでしょうか。お食い初めの衣装について解説します。 お食い初めのとき、衣装はどうする? 選び方は?歯固め石とは?お食い初めの儀式でどのように使うの?赤ちゃんが生まれて100日ごろに行われるお食い初めに欠かせない歯固め石。歯固め石の意味や種類、お食い初めの儀式でどのように使うのかについて、紹介します。 歯固め石とは?お食い初めの儀式でどのように使うの? |